読みやすさが変わる!級数表で実現する 最適な文字サイズ設計
- 6月8日
- 読了時間: 3分

こんにちは。 美有起のスタッフです。 「画面では読めたのに、印刷したら文字が小さかった…」 「おしゃれに作ったのに、なんだか読みにくい…」
こんな経験、ありませんか?
印刷物はデザインの見た目も大切ですが、いちばん大事なのは、ちゃんと読めることです。 どれだけ素敵なデザインでも、文字が小さすぎると読んでもらえません。 そこで役立つのが、級数表です。
級数表とは?文字サイズを確認するためのものさし
級数表とは、印刷された文字の大きさを確認するための透明なスケールです。 文字の上に重ねることで、
「この本文は何級くらいかな?」
「注意書き、小さすぎないかな?」
と、実際のサイズを確認できます。
パソコン画面では読みやすく見えても、紙に出すと「あれ?思ったより小さい…」 となることがあります。
画面は拡大できますが、印刷物はそうはいきません。
だからこそ、実寸で確認することが大切なんです。
級とポイントの違い|デザイナーに依頼するときは「ポイント」で伝えるとスムーズ
文字サイズには、級とポイントという単位があります。
ざっくり言うと、 級は印刷・組版で使われる単位、ポイントはIllustratorやInDesignなどのデザインソフトでよく使われる単位です。

基本はこのようなイメージです。
単位:1級・1Q 大きさ :0.25mm
単位:1ポイント 大きさ :1pt 約0.35mm
つまり、同じ「1」でもポイントの方が少し大きめです。
デザイナーさんに依頼するときは、 「本文は14級くらいで」よりも、
「本文は10pt前後で」と伝えた方がスムーズなことが多いです。
ここは意外と見落とされがちなポイントです。
文字サイズの目安|本文・見出し・注意書きで変える
印刷物の文字サイズは、役割ごとに変えると読みやすくなります。

本文は10pt~11pt程度が目安。
チラシやパンフレットの本文なら、10pt~11pt前後が目安です。
小さすぎると読みにくく、大きすぎると情報が入りきりません。
「しっかり読ませたい文章」は、無理に詰め込まず、少し余裕を持たせましょう。
見出しは本文よりしっかり大きく
見出しは、読者に「ここが大事ですよ」と伝える看板のようなものです。
本文が10ptなら、見出しは16pt~24pt前後にするとメリハリが出ます。
見出しが目立つと、パッと見ただけで内容が伝わりやすくなります。
注意書きは小さくしすぎない
注意書きや補足文は、つい小さくしがちです。
でも、読めなければ意味がありません。
価格、住所、電話番号、利用条件、期限などは、読者にとって大切な情報です。
「小さく入れたい気持ちはわかるけど、読めなかったら意味ないで!」
ここはしっかり意識したいポイントです。
読みやすい印刷物は、行間と余白も大事
読みやすさは、文字サイズだけでは決まりません。

同じ10ptの文字でも、行間が詰まりすぎていると読みにくくなります。
逆に、行間や余白にゆとりがあると、文章がスッと目に入ります。
つまり、読みやすい紙面にするには、
文字サイズ
行間
余白
この3つのバランスが大切です。
文字を大きくするだけでなく、紙面全体に少し余裕を持たせると、ぐっと読みやす くなります。

まとめ|ポイントで伝えて、級数表で確認しよう
文字サイズを決めるときは、級とポイントの違いを知っておくと便利です。
デザイナーさんへの指示は、 「本文は10pt前後」 「見出しは20ptくらい」 のように、ポイントで伝えるとわかりやすいです。
一方で、印刷前の確認には級数表が役立ちます。
実際の紙の上で、文字が小さすぎないか、見出しが目立っているか、注意書きが読めるかをチェックできます。
文字サイズは、ただの数字ではありません。
読みやすさをつくる大切なデザイン設計です。
次にチラシやパンフレットを作るときは、 「ポイントで設計し、級数表で確認する」
この流れを意識するだけで、印刷物はもっと読みやすく、伝わりやすくなります。






