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パッケージの中身を守る「中ゲス」の種類と役割

  • 1 日前
  • 読了時間: 4分

中ゲスの種類

商品を手に取ったとき、パッケージのデザインに目がいきがちですが、実はその中にも大切な工夫が詰まっています。それが「中ゲス(なかゲス)」です。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、商品の安全性や見た目の美しさを支える、縁の下の力持ちのような存在です。今回は、この中ゲスについて、名前の由来や種類、どんな場面で使われているのかを分かりやすくご紹介します。


 

「中ゲス」とは?


中ゲスとは、パッケージの中に入っている仕切りや台紙、商品を固定するための部材のことを指します。箱の中で商品が動かないように支えたり、衝撃から守ったりするのが主な役割です。さらに、中ゲスは機能面だけでなく、見た目にも大きく関わります。商品がきれいに収まっていると、それだけで整った印象や安心感につながります。開封したときの「きちんと感」や「特別感」を演出できるのも、中ゲスの魅力のひとつです。また、中ゲスは紙製だけでなく、発泡材やスポンジなどの素材で作られることもあり、商品の特性に応じて使い分けられています。

 


「中ゲス」のさまざまな呼び方

中ゲスは、いくつかの呼び方があります。たとえば「中仕切り」「仕切り」「台紙」や「中敷き」、「インナーパッド」といった呼び方もよく使われます。また、衝撃から商品を守る役割に着目して「緩衝材」と呼ばれることもあります。呼び方は異なりますが、いずれもパッケージの中で商品を支え、守るという役割を担っている点は共通しています。少しユニークに感じる「ゲス」という言葉ですが、はっきりとした語源が残っているわけではなく、業界の中で使われてきた呼び名のひとつです。一般的には、商品を「下から支える」役割から、「下(げ)に敷くもの」に由来するのではないかとも言われています。


 

「中ゲス」の主な形状


中ゲスには、商品や用途に合わせてさまざまな形があります。


中ゲスの種類

①商品仕切り(1

特長:紙を切り起こして立体的に組み立てる形状の仕切りです。軽量で扱いやすく、使用前は平らな状態で保管できるため、省スペース化にも役立ちます。また、シンプルな構造で組み立てやすく、パーツを抑えられるため、コストを抑えやすいのも特長です。

使用用途:お菓子や小物などを簡単に区切りたいときに適しています。手軽に仕切りを設けたい場面で幅広く使われます。

 

②商品仕切り(2

特長:紙をジグザグに折って、階段のような段差をつくった仕切りです。段ごとに商品を並べられるため、見やすく取り出しやすい形になります。

使用用途:詰め合わせのお菓子やギフトセットなど、見せながら並べたい商品に向いています。開封時の印象を整えたいパッケージにもよく使われます。

 

③落とし込み仕切り

特長:商品を上からはめ込むように収める仕切りです。商品に合わせた形状で作られるため、ぴったりと収まり、箱の中で動きにくくなります。見た目が整いやすいのも特長です。

使用用途:化粧品やガラス製品、精密機器など、しっかり固定したい商品に適しています。見た目と保護性の両方を重視する場面で使われます。

 

④中仕切り付化粧箱

特長:箱の中に仕切りが組み込まれているタイプです。一体感があり、中身を整った状態で収めることができます。設計やコストとのバランスを見ながら採用されることが多い仕様です。

使用用途:マスカラやリップなどの小型の化粧品をはじめ、日用品や雑貨など幅広い商品に使われています。限られたスペースの中で、商品を安定して配置したい場合に適しています。

 

まとめ

中ゲスは、商品の形状や強度に合わせて設計されるパッケージの一部です。見た目だけでなく、輸送時の保護や箱の組み立てやすさ、コストとのバランスなど、さまざまな条件を踏まえて選ばれています。同じ商品でも、中ゲスの形状が変わることで収まり方が変わり、パッケージ全体の印象や使い勝手に違いが出ることもあります。そのため、パッケージを検討する際には、外装とあわせて内装の設計も重要なポイントになります。

 

 

 

 
 
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