意外と奥深い!紙の種類と選び方・基礎知識ガイド【用途別に解説】
- 4月14日
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【洋紙】
上質紙・コート紙・マットコート紙アート紙・アートポスト晒クラフト・ノーカーボン紙
使用用途:チラシ・パンフレット・メモ帳・冊子・封筒・コピー用紙・伝票・紙袋 他
【板紙】
コートボール・コートカード・マットカード・コートアイボリー・ボール紙 他
使用用途:商品パッケージ・冊子表紙・下げ札・パネル ・POP 他
【特殊紙】
特殊紙には、色・柄・風合いの豊かな紙が多くあり、商品の特性に合わせて柔軟に選ぶことが出来ます。
使用用途:冊子表紙・名刺・商品券・商品パッケージ 他
【紙におけるFSC®認証とは】
FSC®認証紙は、FSC(Forest Stewardship Council® 森林管理協議会)の厳格な基準に従い、持続可能に管理された森林から得られた木材やその他リスクの低い木材、再生資源を使用して製造された紙です。この紙は、環境保全、社会的責任、そして経済的持続可能性を考慮した生産プロセスを経ており、違法伐採を防ぎ、森林資源やその他のリスクの低い木材、再生資源の持続可能な利用を保証します。また、地域社会の利益や労働者の権利を尊重する基準に基づいています。FSC®認証紙を選ぶことで、持続可能な森林管理に貢献し、未来のために自然環境を守るサポートができます。
【フードロスペーパーとは】
フードロスや廃棄される食材を使って価値ある紙に変換された素材です。様々な再生素材と組み合わせることが出来るため、ニーズに合わせた開発が可能です。企業や自治体のSDGs活動を紙素材の使用で応援いたします。
【紙目とは】
紙を手で破ってみてみるとわかりますが、ピーッと真っ直ぐきれいに破れる時と、途中で曲がってしまって、うまく破れない時があります。これは、紙を作る時に繊維の多くが同じ向きに並ぶことによるもの。繊維の向きに沿っていれば破りやすく、沿っていない向きでは破りにくくなります。
パッケージ、封筒などでは紙目が強度、製造上での可否に影響がありますので、注意が必要です。

【紙が黄ばむのはなぜ?】
真っ白だったはずの紙がしばらく経つといつの間にか黄ばんでしまうことがあります。これは紙の原料のパルプ繊維に含まれるリグニンという物質が、日光(紫外線)によって化学変化を起こすことが原因です。
大切な書籍や紙の製品はなるべく日光が当たらない乾燥した場所で保管するようにしましょう。

【段ボールが丈夫なのはなぜ?】
その答えは段ボールの構造にあります。段ボールの断面を見てみると、通常3枚のボール紙(厚紙)からできていて、ライナーと呼ばれるボール紙の間に、中芯と呼ばれる波型のボール紙が挟まれています。これが強度を高める大きな役割を果たしています。特に重たいものを入れる箱には波型のボール紙を2段、3段と挟むことで強度を高めています。
ちなみに「段ボール」とは「段のついたボール紙」=ということです。
使用済みの段ボールはほとんどが回収され、新しい段ボールに生まれ変わっています。
いかがでしたでしょうか。
紙は一見どれも同じように見えますが、種類や特性を理解することで、その用途や仕上がりに大きな差が生まれます。洋紙・板紙・特殊紙それぞれに適した役割があり、目的に応じて選ぶことが重要です。また、FSC®認証紙やフードロスペーパーといった環境配慮型の素材を取り入れることで、企業活動や日常の中で持続可能な社会づくりに貢献することもできます。
さらに、紙目や経年変化といった基本的な知識は、製品の品質や保存状態に直結する大切なポイントです。普段何気なく使っている紙も、その背景には素材・構造・環境への配慮など、さまざまな工夫が詰まっています。
用途に合った紙を選び、特性を理解して活用すること。それが、より良い印刷物や製品づくりにつながります。本コラムが、紙選びのヒントとして少しでもお役に立てば幸いです。






