top of page
検索

「新人営業マン日記」 ~これからの成⾧を目指して~

  • miyuki tsurumi
  • 5月19日
  • 読了時間: 5分

更新日:6月12日


デスクに座るタフ田くん

営業職には様々な業界があり、それぞれに特有の課題や魅力があります。一見シンプ ルに思える営業の仕事ですが、実際にはその業界の専門知識を習得し、活かしていかなければなりません。特に印刷業界では、営業としてのスキルだけではなく、業界特有の知識や技術を理解することが求められます。


私は現在、シール印刷業界の営業マンとして働き始めたばかりの新人ですが、まだまだ経験が浅く、日々多くのことを学んでいる最中です。今回は、営業職の難しさややりがい、そしてこれからどう成⾧していきたいのかを振り返りつつ、今後の目標について考えてみたいと思います。


1.知識と専門用語の壁


営業職においては、単にお客様と話すだけではなく、業界特有の知識や専門用語を理解し、それを活かしていくことが求められます。私が最初に感じた壁は、印刷業界に特有の「紙」や「糊(粘着)」などの知識でした。


シールラベルを扱うシーンで、これらの選定は非常に重要であり、単に見た目や価格だけでなく、用途や機能に応じて 最適なものを提案しなければなりません。

お客様が要望しているシールの用途に合わせて、最適な紙や糊を選ぶ必要があり、それぞれの特性を理解しないと、失敗に繋がります。


コート紙アート紙クラフト紙などの違い、耐候性や剥がしやすさを考慮した糊の選定など、印刷に関する用語や知 識を覚えるのは非常に大変でした。

最初はどの紙がどんな用途に向いているのか、どの糊を選べばよいのかがわかりません。

正直、紙や糊を並べて比較しても、「どれが違うの?」と感じることが多く、最初は全く見当がつかないことが多いです。

同じような白い紙でも、質感や厚さ、表面加工の違いが微妙に印刷結果に影響するため、実際に使ってみて初めてその違いが実感できることもあります。 営業職として成果を上げるためには、こうした基礎的な知識を身につけることが非常 に重要だと実感しています。


しかし、知識が不足していると感じることも多く、今は必死に学ぶ時期だと捉えています。最初に感じた「大変さ」は、少しずつ自分の成⾧に繋がっていく過程だと思い、これを乗り越えることで、将来的にもっと大きな成果を上げられる自分になれると信じています。

~実際に使ってみて学ぶこと~

知識を得ることの大切さは理解しているものの、実際に使ってみなければその知識が生きてこないということも実感しています。営業マンとしてお客様に提案する際、紙や糊、印刷方法の選定はすべてお客様のニーズに応じて最適なものを選ばなければならないため、提案を通じて実際に「どう使うのか?」を学ぶ必要があります。


例えば、オフセット印刷オンデマンド印刷スクリーン印刷凸版印刷など印刷方法にも多くの種類があります。それぞれの印刷方法の特徴を理解し、どの方法がどのような案件に適しているのかを把握することが営業マンとして非常に大切です。


これも最初は理解しづらい点ですが、仕事を進めるうちに、実際の案件を通して覚えていけるので、次第に「どうすれば一番良い仕上がりになるのか?」を考える楽しさを感じられるようになります。


営業の仕事は、相手のニーズをきちんと把握し、それに合った提案をすることが求められますが、実際にお客様と接してみることで、どんな提案がより効果的か、どんな情報が必要かを知ることができます。


2.新規開拓営業の難しさ


営業訪問中のタフ田くん

営業職の中でも特に大変だと感じているのは、新規開拓営業です。


新しい顧客を獲得するためには、まずどんな企業にアプローチすべきかを考え、次にどのように自社の 製品やサービスを魅力的に伝えるかが重要です。

最初は、どんなニーズを持った企業がターゲットなのか、どのように自社の強みをアピールすればよいのかが分からず、 悩みながら仕事をしていました。


特に印刷業界は競争が激しく、価格納期だけではなく、品質提案力、さらにはアフターサービスなど、多くの要素が選ばれる基準となります。その中で自社の強みを いかに伝えるかが非常に大切ですが、それをうまく伝えるための経験がまだ足りません。


経験不足を感じることもありますが、新規開拓営業の難しさは、決して避けられない部分であり、むしろ営業として成⾧するための大きなチャンスだとも考えています。

今はまだ結果を出せていないことも多いですが、この経験を積むことで、将来的には自信を持って新規開拓ができるようになりたいと思っています。


3.これからの目標と成⾧


まだまだ経験が浅い私ですが、営業として成⾧するためには、今の自分を振り返り、これからどうすれば仕事ができるようになるかを考えることが大切だと感じています。

現状は、目の前の仕事を一つ一つこなすことで精一杯ですが、次第にお客様に対してより効果的な提案ができるようになり、結果を出せる営業マンへと成⾧していきたいと思います。


まず、印刷業界における専門知識をさらに深め、どんなニーズにも応えられるように することが目標です。お客様に最適な提案ができるようになれば、営業としての自信もつき、さらに多くの信頼を得ることができると信じています。


また、新規開拓営業についても、最初の失敗を経験として捉え、次に活かせるようにしていきます。 最初は不安や戸惑いが大きかった営業職も、経験を積むごとに仕事の面白さを実感できるようになっています。今後も日々学び、成⾧し続けることで、将来はお客様にとって信頼される営業マンになりたいと強く思っています。


4.おわりに~共に成⾧する新人営業マンへ~


新人営業マンの皆さん、最初は誰もが不安や戸惑いを感じるものです。特に専門知識が必要な分野では、最初のうちは理解できないことが多く、焦りや自信のなさに悩むこともありますよね。しかし、そんな悩みや壁を乗り越えることで、確実に成⾧できると信じています。毎日の小さな積み重ねが、大きな成果に繋がります。失敗を恐れず、経験を活かしていけば、自信がついてくるはずです。


私たちは一歩一歩前進していることを忘れずに、共に頑張りましょう!


bottom of page