内職に向いている人ってどんな人？向いていない人の特徴も交えて解説！

皆さんは『内職』というお仕事はご存知でしょうか？

一般的に内職とは簡単に説明すると、事務や営業などとは違い、メーカーや業者などから部材や原材料を受け取って手作業で加工・製造をして納品するお仕事です。

仕事内容は多岐にわたり単純なものが多いですが、お店に並ぶ商品としてお客様にみられるため疎かには出来ない重要なお仕事なのです。

雑貨店や本屋さんの一部の商品棚などで個包装された商品が並んでいるのを皆さんも目にしたことがあると思います。

私も雑貨店が大好きで、ショッピングに行くと必ず雑貨コーナー巡りをしていますが、綺麗に包装された物が並べられていると商品の見栄えも良くなり買いたい意欲を刺激されます♪

そんな内職のお仕事。誰でも出来るとは言い切れず、向き・不向きがやっぱりあります。

向いている人といえば、

・同じ作業がコツコツ継続して出来る

・手先の器用さや作業の丁寧さ

・不良品を見つける“検品能力”

・作業の効率化を図れる

・全体把握や管理が出来る

と、こういったことができる人です！

それぞれについて向いていない人の特徴も交えて解説していきますね。

《同じ作業がコツコツ継続して出来る》

内職のお仕事は何といっても“手作業”です。

一つ一つを手作業で加工・製造していくため、種類や量が多ければ数時間、数日をかけて作業していきます。

それに伴い、作業に対する継続力や集中力、これが重要になっていきます。

反対に、同じ作業の繰り返しが多いので、こうした作業が苦痛になる人にとっては向いていないといえるでしょう。

商品によっては袋に入れるだけでなく、メモ帳に表紙を貼り付ける・キーホルダーにチェーンを取り付ける・シールラベルを剥がして商品に貼る・缶バッジを作るなどなど・・・。

物によっては細かな作業が必要になることもあります。

手先の器用さが求められ、予備はあれど加工中にミスを連発すればまたメーカーや業者などに部材を再度作ってもらわなければなりません。

手先が不器用だと製作スピードが落ちてしまうため決まった納期に納品できないというのは避けたいところです。

また丁寧にできないもあまり向かないでしょう。

お店に並んだ商品がグチャグチャに包装されている、上下が逆さまになって入れられている、歪んで袋に入れられて折れているなど、商品の“見た目”が綺麗に見えなかったら買いたい気持ちがなくなってしまいますよね。

お客様に見られるということを意識して丁寧に一つ一つ加工が出来る人は向いていますね！

メーカーや業者から受け取った部材には、良品ばかりとは限りません。

製造工程で不良品が出れば取り除いてくれてはいますが、それでもやっぱり中には見落としてしまった不良品も混ざってしまいます。

お店で買った商品に「欠損があったり不良品だった…」なんてことは嫌ですよね。そうなってはお客様からクレームがくるだけでなく、メーカーからの信頼も失い内職のお仕事も頼まれなくなる可能性も！！

不良品を見つけることが出来る“検品能力”がある人はかなり重宝されます。

これはどの職業にも言えますが内職のお仕事でも重要になってきます。

作業の複雑化は簡単ですが、その逆の“簡略化”が出来る人は少ない資源(時間・労力・コスト)に着目し作業工程を見直す力があるため、あっても損はない能力です。

簡単な作業だからと軽視し、ダラダラと時間を無駄にして作業をやってしまう人は向きません。

内職のお仕事でも１種類の商品を加工するだけではありません。

何種類もあったり量や納期もバラバラもあり得るため、どれが早めに納品しないといけないのか、納期に間に合うようにするにはどういった段取りを組めばいいのかを把握・管理しなければなりません。

計画性があると効率的でより多くの加工ができるため、これが出来ないと手一杯になってどんどん大変になっていきます。

また上記で記載した以外でも、“クリエイティブな仕事”がしたい人には向かないと思います。

内職は基本、同じ作業の繰り返しが多く1を増やし続ける作業ですが、0から1を作り出すことがしたい人は苦痛になるのではないかなと思います。

いかがでしたでしょうか？

内職は地味な仕事と思われがちですが、店頭に並んだ商品が一つ一つ綺麗に包装されているのを見てもわかるように、販売商品の土台を裏方で支えてくれています。

内職というお仕事は実は多種多様な生産過程に関係しており、社会的生産の中では決して少なくない地位にあります。

シンプルな作業に見えて実は“管理能力”と“忍耐力”が必要なお仕事なため、これから内職のお仕事がしたいとお考えの方はぜひ参考にしてみて下さい♪